イギリス・サリー州ウォルトン・オン・テムズ生まれ。12歳より舞台に立ち、54年に渡米。ブロードウェイで「マイ・フェア・レディ」などに主演し、注目を集める。映画デビューは64年「メリー・ポピンズ」で、アカデミー賞主演女優賞を受賞。続く「サウンド・オブ・ミュージック」(65)も世界的大ヒットを記録し、ミュージカル・スターとして不動の地位を築き上げる。69年に監督のブレイク・エドワースと再婚して以降は演技の仕事をセーヴし、童話作家として活動していたが、21世紀に入って「プリティ・プリンセス」(01)で復活を果たし、02年には「100名の最も偉大な英国人」第59位に選出された。