アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。58年に地元の音楽院を卒業後にニューヨークに渡り、アクターズ・スタジオで学んだ後、66年ごろからの舞台での活躍を経て、67年の「Tiger Makes Out」の端役で映画デビュー。同年、マイク・ニコルズ監督に「卒業」の主役に大抜擢され、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされる。その後、69年の「真夜中のカーボーイ」、74年の「レニー・ブルース」でも同賞の候補になり、79年の「クレイマー、クレイマー」で念願の主演男優賞に輝いた。さらに82年の「トッツィー」でも同賞にノミネートされ、トム・クルーズと共演した88年の「レインマン」で2度目の主演男優賞を受賞。