フランス・パリ生まれ。フランス国立高等演劇学校で演技を学び、舞台やテレビ出演を経て、71年「夏の日のフォスティーヌ」で映画デビュー。76年、フランス映画界の有望な新人女優に与えられるシュザンヌ・ビアンケッティ賞を受賞して以後“Violette Nozi?re”(77)と「ピアニスト」(01)でカンヌ国際映画祭女優賞、「主婦マリーがしたこと」(88)「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」(95)でヴェネツィア国際映画祭女優賞、後者はセザール賞主演女優賞も受賞。因みに彼女は同賞に史上最多の13回ノミネートされている。日本のNHK製作による『ルーブル美術館』(85〜86)ではナビゲーターも務めている。