アメリカ・ネブラスカ州出身。5歳から姉とともにダンスを習い始め、全米巡業を開始すると姉弟コンビで人気に。姉の結婚引退後、33年に「ダンシング・レディ」で映画初出演。続く「空中レヴュー時代」(33)でジンジャー・ロジャースとの名コンビが誕生。息の合った華麗なダンスを売りに、39年の「カッスル夫妻」まで9本のコンビ作を送り出した。以後も数々のスターと共演し、「ブロードウェイのバークレー夫妻」(49)ではジンジャー・ロジャースとの再共演も実現。年齢を重ねた後は、オードリー・ヘップバーンと共演した「パリの恋人」(57)などで変わらぬダンスを披露する一方、ドラマ作品にも出演。「タワーリング・インフェルノ」(74)ではアカデミー賞助演男優賞候補となった。1987年死去。