父はフォード社の重役。サンフランシスコでスタンダップ・コメディアンとしてクラブで活躍、1977年にTVデビュー。1978年から始まる「モーク&ミンディー」で有名になるが、一方で酒とトラッグにおぼれることもあった。映画は1980年「ポパイ」でデビュー、「ガープの世界」(1982)で確かな演技力を発揮するが、しばらく人気を得ることはなかった。80年代中頃には酒とドラッグを完全に断ち切り、1987年に「グッドモーニング・ベトナム」でアカデミー賞主演男優賞の候補になる。以後、コミカルとシリアスの両方ができる俳優として第一線で活躍、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(1997)ではアカデミー賞助演男優賞を受賞した。2014年8月11日死去。