インド・ダージリン生まれ。パリのコメディ・フランセーズとロンドンの王立演技学校で学び、34年に「Thing Are Looking up」で映画デビュー。37年には「無敵艦隊」で共演したローレンス・オリヴィエと恋におち、彼を追って渡米。映画製作者デヴィッド・O・セルズニックから「風と共に去りぬ」(39)のヒロインに大抜擢され、同作でアカデミー賞主演女優賞を受賞すると、大スターへの階段を駆け上がった。45年に結核で倒れるが、51年には「欲望という名の電車」で再びアカデミー賞主演女優賞に輝く。だが、60年には大恋愛の末に結婚したオリヴィエと離婚。結核も再発させ、精神を病んだままロンドンで息を引き取った。