チュニジア・チュニス生まれ。57年にチュニスで開かれた美人コンテストで優勝したのをきっかけに映画界入り。ルキノ・ヴィスコンティ監督の「山猫」(63)、「熊座の淡き星影」(65)、「家族の肖像」(74)、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」(63)などに出演し、イタリアを代表する女優になった。さらにピンク・パンサーシリーズの第1作「ピンクの豹」(63)では、怪盗と恋におちる王女を熱演。60年代にはマリリン・モンロー(MM)、ブリジット・バルドー(BB)とともにセックス・シンボルとしても人気があり、71年の異色マカロニ・ウェスタン「華麗なる対決」ではバルドーとのお色気対決も実現させている。