フランス・ウール県マネヴィル生まれ。パリの国立高等演劇学校に学び、演劇学科を二等賞で卒業。72年に映画デビューし、「映画に愛をこめて アメリカの夜」(73)「恋愛日記」(77)「緑色の部屋」(78)といったフランソワ・トリュフォー監督作品や「勝手に逃げろ/人生」(79)「ゴダールの探偵」(85)といったジャン=リュック・ゴダール監督作品で注目される。当初は素朴なイメージの役が多かったが、83年「愛しきは、女/ラ・バランス」では娼婦を演じてイメージチェンジに成功。99年「ポルノグラフィックな関係」でヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞。セザール賞も4回受賞している。女優のローラ・スメットは実子。