イギリスのノース・ヨークシャー州生まれ。ロンドンの演劇学校で学び、57年の舞台デビュー以降、数々の作品に出演。98年には“デイム”の称号を贈られるなど、演劇界で不動の地位を築く。60年代中頃から映画にも進出し、「ウェザビー」(85)や「眺めのいい部屋」(85)などで活躍。95年の「007/ゴールデン・アイ」から「007/スカイフォール」(12)まで7作、17年に渡ってジェームズ・ボンドの上司“M”を演じ、知名度がアップした。その一方で、97年からはアカデミー賞の常連となり、「恋におちたシェイクスピア」(98)で助演女優賞を受賞した他、現在まで6度のノミネート歴を誇る。