フランス・サントロペ生まれ。父は歌手のギイ・ベアール、母は女優のジュヌヴィエーヴ・ガレア。幼い頃よりモデルを務め、76年に映画デビューも果たしているが、15歳でカナダに留学した折、ロバート・アルトマン監督と出会い、女優の道を勧められたことを機に、帰国した82年から改めて本格的に演技の勉強を始める。86年「愛と宿命の泉PARTⅡ泉のマノン」でセザール賞助演女優賞を受賞。87年には「天使とデート」でハリウッド進出。上映時間が4時間以上にも及ぶ「美しき諍い女」(91)では、出演シーンのほとんどを裸で演じきった。その後も「フランスの女」(95)でモスクワ国際映画祭女優賞など受賞歴多数。