アメリカ・ニューヨーク市ブルックリン生まれ。西海岸を旅行した折、ワーナー・ブラザーズ・スタジオを見学した際に映画監督のアナトール・ルトバクの目にとまり、女優になるよう勧められる。39年にブロードウェイの舞台に立ち、40年の映画“Hudson’s Bay”で映画デビュー(公開は続いて撮影した「地獄への逆襲」の方が先)。44年の「ローラ殺人事件」が評価され、“最も美しい女優の一人”として、40年代ハリウッドを代表するスターとなる。若き日のジョン・F・ケネディなど恋のスキャンダルも多く、それゆえ55年から精神を患って映画界から離れていたが、62年「野望の系列」で7年ぶりに映画出演を果たした。