アメリカ・ニューヨーク生まれ。素行の悪い少年時代を過ごし、第二次世界大戦で従軍。除隊後、配管工の見習いとして働いていたところ、修理先の劇場で舞台に出演することを誘われ、演技に目覚めてゆく。50年にテレビや映画の端役として出演し、長身で強面な風貌を活かして悪役を中心に活躍。57年に放送開始となった「シカゴ特捜隊M」のフランク警部役で人気を集める。今度はタフガイとしてのイメージを活かしながら、「キャット・バルー」(65)でアカデミー賞主演男優賞ほか多数の映画賞に輝き、演技面でも評価を受ける。女性遍歴も話題となり、訴訟にまで発展した案件は、後に慰謝料の法的権利の判例となっている。