スペイン・カナリア諸島ラスパルマス生まれ。祖父母の代から芸能一家で、6歳で俳優デビュー。学生時代はラグビーや絵画方面でも活動するが、90年「ルルの時代」で本格的に映画デビューを果たし、「ハモンハモン」でその名を海外にも知られるようになる。2000年の「夜になるまえに」で英語映画に初出演し、スペインの男優にして初めてアカデミー賞主演男優賞候補となり、07年「ノーカントリー」では同賞を受賞。さらに10年「BIUTIFULビューティフル」でも同賞候補となった。「夜になるまえに」と「海を飛ぶ夢」(04)でヴェネチア国際映画祭男優賞も受賞している。夫人は女優のペネロペ・クルス。