スペイン・マドリード出身。10代半ばより芸能活動を始め、国立芸術院やニューヨークで、バレエやスペイン舞踊を学ぶ。フランスのテレビシリーズに出演後、スペイン映画「ハモンハモン」(92)で映画デビュー。大胆な演技が評価され、「美しき虜」(98)でゴヤ賞に輝く。その後、ペトロ・アルモドバル作品のミューズとなり、国際的な評価も獲得してゆく。ハリウッドに進出しながらも、同時に母国の作品へ出演。「ボルベール<帰郷>」(06)でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞し、「それでも恋するバルセロナ」(08)ではアカデミー賞助演女優賞を受賞。美貌だけでなく演技面を伴った国際的人気スターとなっていった。