アメリカ・オレゴン州で5人兄妹の長男として生まれるが、幼少期は新興宗教信者だった両親とともに、南米各地を転々とする。77年に帰国、両親の勧めにより10歳でテレビ番組に出演。映画初出演は85年の「エクスプローラーズ」。86年、「スタンド・バイ・ミー」のヒットで注目を集める。アイドル的人気を獲得する一方、「旅立ちの時」(88)でアカデミー賞助演男優賞候補に。「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」(89)では、主人公の少年時代を演じた。「マイ・プライベート・アイダホ」(91)でもヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞するなど、将来を期待されていたが、93年に薬物の過剰摂取が原因で急死した。享年23。俳優のホアキン・フェニックスは実弟。