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渡辺典子

  • Watanabe Noriko
  • 出演/音楽
本名
出身地 福岡県北九州市生まれ、大分県大分市に育ち
生年月日 1965/07/22
没年月日

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略歴

福岡県北九州市で生まれ、大分県大分市に育つ。1982年、齋藤光正監督「伊賀忍法帖」のヒロインオーディションを兼ねた“角川映画大型新人女優コンテスト”で5万7000人の中からグランプリを受賞し、女優デビュー。以後、薬師丸ひろ子、原田知世とともに“角川三人娘”と称されるようになり、80年代の角川映画の主翼を担う存在となる。83年、齋藤監督の東宝映画「積木くずし」では、当初決定していた不良少女役の女優がスキャンダルで出演できなくなり、急遽代役として起用されるが、アイドルにありがちな優等生的な振る舞いの演技から脱却し、髪を毒々しく染めての赤裸々な熱演で大きく飛躍した。84年には前年夏に大ヒットした同名角川映画を、高橋伴明監督のメガホンでドラマ化した『探偵物語』でテレビドラマ初主演。その後も同じ赤川次郎原作による、井筒和幸監督「晴れ、ときどき殺人」84、崔洋一監督「いつか誰かが殺される」84、松永好訓監督「結婚案内ミステリー」85に連続主演し、自ら主題歌も担当しつつ、好もしい印象を残す。87年、大林宣彦監督「彼のオートバイ、彼女の島」でヨコハマ映画祭の助演女優賞を受賞。また大林監督「少年ケニヤ」84、りんたろう監督「カムイの剣」85、「火の鳥・鳳凰編」87など角川アニメの主題歌も多数担当し、透明でのびやかな美声を高らかに披露している。80年代末に角川映画を離れたあとは、日本テレビ『京一輪』89、NHK大河ドラマ『翔ぶが如く』90、TBS『高校教師』93、『いつも心に太陽を』94、『とっても母娘』95、『のんちゃんのり弁』97・98、テレビ東京『刑事追う!』97などのテレビドラマや、『コードネーム348・女刑事サシバ』90、『銀玉命!銀次郎』93などオリジナルビデオで活躍。95年にはプロ野球・ヤクルトスワローズの西岡洋投手と結婚して一女をもうけるが、98年に離婚した。その後は再び映画、ドラマでコンスタントな活動を続け、各局の2時間サスペンスなどの常連として膨大な数の作品に顔を見せている。

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