1954年定時制高校を卒業後、会社員となるも演芸好きが高じて、ラジオ東京「素人寄席」に「いま・なんど」名で出演。9回連続で名人になるなど好評を得る。1957年に退社し牧野周一に入門。ウクレレを独学でマスターし、ウクレレ漫談を始める。ラジオ番組の司会に抜擢され、「あーあ、やんなっちゃった、あーあ、驚いた」のフレーズで人気を集める。1963年にはNETテレビ(現テレビ朝日)の「大正テレビ寄席」の司会を務め、以後15年間の長寿番組となる。映画では牧野周一と共演した「落語野郎・大脱線」(1966)を始め、数多くの作品で脇役を演じた。ドラマ、バラエティー、絵画など多方面で活躍、1965年日本放送作家協会賞大衆芸能賞、2003年文化庁長官賞を受賞。2013年4月29日死去。