アメリカ・バージニア州生まれ。音楽家の父と女優の母の間で育ち、16歳でコーラスとしてブロードウェイ・ミュージカルの舞台に立つ。「ハリーの災難」(55)で映画デビューを果たすも、以降は脇役ばかりが続く。「走り来る人々」(58)でアカデミー賞候補となったのを機に注目され、「アパートの鍵貸します」(60)で人気女優に。「愛と追憶の日々」(83)では念願のアカデミー賞主演女優賞に輝いた。東洋思想に傾倒し、輪廻転生を描いた小説「アウト・オン・ア・リム」を執筆して世界的なベストセラーとなった。弟は俳優・監督のウォーレン・ベイティ。娘のサチ・パーカーは日本映画「西の魔女が死んだ」(08)に主演している。