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HERE 時を越えて
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2024年のアメリカ映画(MIRAMAX)。リチャード・マグワイアのグラフィックノベル「HERE」の映画化作品。 定点カメラのように視点が固定され、四角いウィンドウに別の時代が映し出されたりする映像手法は、ちっと見辛かった。またアメリカに住んでいる人なら窓の外を行きかう人たちの服装や車などで時代を感じることができるのかもしれないけど、ぱっと見でそれを理解できないものにとっては、時代背景を理解するのも大変だった。いろいろな事柄が起こり時代が前後し家族が入れ替わるのはかなり猥雑だった。それでも一つの家のリビングを同じ方向からずっと見せられるのは主役がこの家あるいはここだったということなのでしょう。原作は家が解体されるまで描かれている様ですが、映画ならこの家が建ってからでもよかったんじゃないかなあ。恐竜とか先住民のくだりはなくてもよかったかも。リビングしか写せないので、すべてをここで収めようとしたのも多少無理があったかも。アメリカの人って何かあればフロリダに移住しちゃうんですね。あれだけ雨漏りしちゃうと屋根修理だけで済まないんじゃないのか、建材自体かなり劣化してしまうんじゃないかと心配になりましたが、結構堅牢なんですかねえ。発明家夫妻のエピソードは楽しかったけど、ハリス一家のエピソードはいまいちよくわからなかった。しかし最後にカメラ視点が外に出てこの家を見下ろすと言うのは蛇足だった気がする。最後まで固定視点で行って欲しかった。 あらすじ:恐竜が闊歩し、火山活動が激しくなり、氷河期が訪れ、先住民が出会い結ばれ死別する。入植者がやって来て、ウィリアム・フランクリンの別荘が建ち、それが見えるこの場所に家が建てられる。空港が近いという理由で飛行機に憧れるジョン・ハーターとその妻が住み、妻の反対を押し切って飛行機を購入、娘を乗せて妻に散々怒られる。そんなジョンもインフルエンザで亡くなってしまう。次に発明家リー・ベックマンとその妻ステラが住む。多機能座椅子リラクシーボーイで一攫千金、フロリダへ移住。そして戦争帰りのアルとローズ夫妻が住み、リチャード、エリザベス、ジミーが生まれる。リチャードは絵を画くのが大好き。高校時代にマーガレットと付き合いマーガレットが妊娠し結婚。マーガレットはよそに家を買っての別居を望むが、経済的に難しく、ローズが脳卒中で倒れ、介護のため夫婦はフロリダに移住し家をリチャードに譲る。ローズが亡くなりアルが何度か骨折して動けなくなりリチャードは自宅に引き取るが、マーガレットは出て行く。アルを看取ったリチャードは家を売ることにする。次にハリス家と家政婦のラケルが住み始めるがラケルがコロナで亡くなり一家は出て行く。空き家となったこの家にリチャードがやって来る。そして認知症となって多くを忘れてしまったマーガレットにこれまでの思い出を語り聞かせる。そして娘の逸話を思い出すのだった。
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