男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

鑑賞日 2025/04/24  登録日 2025/04/25  評点 66点 

鑑賞方法 映画館/宮城県/フォーラム仙台 
3D/字幕 -/字幕
いいね!レビューランキング -位

なんかいい人生

 2024年のアメリカ映画。レゴ・アニメによるファレル・ウィリアムスの伝記映画。バージニア・ビーチで生まれ、チャドとネプチューンズを組み、地元にやって来たレコードスタジオに出入りしプロデュースを学び、NOREのプロデュースで脚光を浴びる。シェルドンを加えてNERDを結成し自らもリリース。トップを走り続けるが、音楽以外のプロデュースを手掛け迷走する。しかし敬愛する祖母の死、幼い子供との時間、昔の友人たちなどから「ハッピー」をリリースし世界的ブームを巻き起こす。そしてネプチューンズ、NERDの活動を継続するのだった。
 欧米のアーティストは、ストレスにさらされたりスランプに陥ると酒やクスリに溺れることが多い中、ファレルは破滅型ではなかったようです。レゴアニメなので、実写と違って悲惨な貧困生活の再現なんてなかったし、実際悲惨ではなかったのかも。アメリカの音楽に疎いのでファレル・ウィリアムスの名前はハッピーまでは知らなかったのですが、かなり特別な存在だったようでした。通常新しいものはなかなか世間に受け入れられないものなんだけど、彼のファーストプロデュースがすぐにヒットチャートに乗るなんてすごいことなんでしょうね。もしかしたらいろいろあったのかもしれないけど、レゴだし、本人や実在の人たちが声を担当していることを考えると、悪く描けなかったということもあったのかもしれないなんて穿った見方をしてしまうほどに、なんかいい人生を送っていたなあ。