近年話題になったカトリック教会のスキャンダルを思い起こされる教皇選挙での政治的な駆け引きをポリティカルサスペンス風味で描いていてなかなか面白かった。カトリックの枢機卿の中でもリベラル派や穏健派、保守派など色んなイデオロギーがあるのも興味深かった。誰が教皇になるのかという選挙結果もさることながらその後の展開も驚かされた。