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2025/2/12
「キネマ旬報」2月号は発売後SOLD OUTしました。特集は「2025年、映画の旅」(70P超!公開待機作ラインナップ特集)。表紙・巻頭インタビューは、派手に痛快なコンゲームを繰り広げる「劇場版 トリリオンゲーム」主演の目黒蓮。
2025/02/05
「キネマ旬報2月号増刊第98回キネマ旬報ベスト・テン発表号」発売中! 2024年度ベスト・テンの全順位と講評を誌面にてぜひご覧ください。
2024/07/11
1919年(大正8年)7月11日「キネマ旬報」は映画好きの学生たちによって誕生しました。雑誌の100年の歴史を俯瞰した記念ムック「キネマ旬報の100年」発売中です!
2024/02/05
「キネマ旬報2月増刊第97回キネマ旬報ベスト・テン発表号」発売中! 2023年度ベスト・テンの全順位と講評を誌面にてぜひご覧ください。
2024/02/01
2023年 第97回キネマ旬報ベスト・テン第1位の作品と個人賞を「キネマ旬報WEB」にて発表いたしました。
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1972年のミュンヘン・オリンピックでのイスラエル選手団の人質事件は、スピルバーグの「ミュンヘン」で、その報復として、イスラエル機密情報機関モサドが、犯人グループの暗殺を実行に移す、という話になっていくくらいに、大きな出来事でしたが、この作品は、その事件をアメリカのABCテレビがどのように生中継したのか、ということを、リアルに再現したドラマで、アメリカとは12時間位の時差があるおかげで、現地のスタッフは24時間体制で競技の中継から取材をしていたけど、深夜の(アメリカでは昼間の)番組終了後に、深夜番と交代したスタッフが、明け方に銃声を聞いて、事態を把握しようと取材に飛ぶと、選手村のイスラエル選手団の宿舎に武装したテロリスト集団が押し入ったと判り、急ごしらえで生中継することになり、政治的背景にも詳しい局の政治部や報道局に任せる選択もあったけど、番組の責任者は、現地に駐在していない報道局がアメリカから指示を出すことに反発して、スポーツ班だけで中継することを決断する、というところから緊迫の一日が始まる、という展開で、カメラをどこに設置するのかとか、地元のスタッフの女性が、ラジオからの情報を逐一訳して、動きがあったら調整室に駆け込むとか、テレビスタッフの立場から事件を生々しく描いていて、事件があのような結果に終わった一因が、戦後まだ27年の西ドイツにおいて、軍隊が事態を治める規定が無く、地元の警察官に任せきりだったことがあった、というのが何ともやりきれなく、西ドイツ政府としては、この時期に西ドイツ国内でユダヤ人がテロリストに殺害される、という事態だけは避けたかった、というのがあって、空港で人質が解放された、と政府からの誤報が流れてしまう、というのも、時代背景を考えるとしょうがなかったのかな、などいろいろ考えさせられましたね。
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