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鑑賞日 2025/03/02  登録日 2025/04/06  評点 75点 

鑑賞方法 映画館/北海道/札幌シネマフロンティア 
3D/字幕 -/字幕
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ボブ・ディランの音楽の影響

「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームズ・マンゴールド監督がボブ・ディランのデビューから初期の軌跡を描いた作品で、ウディ・ガスリーに心酔してフォーク歌手として売り出して、ピート・シーガーの目に留まり、あるクラブで演奏したら、カバーばかりで自分の曲をやらせてもらえずに、ようやくオリジナル・アルバムを出したら一躍注目されてスターになり、キューバ危機の時に出した「風に吹かれて」が時代を代表する曲となって、そればかりを求められるようになると、それに反発して、いろいろと問題になる、という中に、当時の恋人や、ショーン・バエスとの関係なんかも描かれていく中で、1965年のフォークフェスティバルでの話になっていきますが、作品を通じて、ボブ・ディランの音楽はフォークとかロックとかのジャンルに囚われないものがあって、それが当時の音楽シーンの中で、多くの影響を与えた、というのはキチンと描かれていたと思いましたけど、ボブ・ディランを演じたティモシー・シャラメ、ショーン・バエスを演じたモニカ・バルバロ、ピート・シーガーを演じたエドワード・ノートンは「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のホアキン・フェニックスとリース・ウェザースプーン同様に、それぞれに自ら歌っていて、普通に吹き替えだと思っていたので、スゴいなと思いましたね。