濱口竜介監督×音楽・石橋英子の共同企画

水がきれいな高原の長野県水挽町に、突然芸能事務所が補助金目当てにグランピング施設を作ろうとして、住民を集めて説明会を開くのだが、浄化槽が高い位置になるので、水を汚すことや管理人が24時間体制でないことが問題となる。この村で暮らす自称“何でも屋”の巧（大美賀均）は、「開発と自然はバランスだ」と言って、再訪した開発業者に多少の協力もするのだが…。娘の行方を捜すところから話は急展開。ただし、ラストが唐突過ぎて残念。