留守児童というらしい

出稼ぎで親戚に預けられた娘を描いたドラマ。
睡眠不足により意識朦朧の中での鑑賞。
おまけに静かにストーリーが進むため、事の経緯はわかったものの、そのメッセージがわからなかった。
鑑賞後にストーリーを確認して、ようやく内容を理解した次第です。

この預けられた娘の紅貴は親戚にレ○プされ、妊娠していたというもの。
どうも当時はこういうことが多くあったようで、本作は監督の体験を基にしているとのこと。
相談する相手もおらず、孤独の中での恐怖というのが伝わってくる。

私が無知で申し訳ないのですが、生理用品を使わず紙を折りたたんでいたのですが、そこにお経の紙を挟んでいたのは印象的。
また、紙を折りたたむシーンと中絶のシーンは紅貴の頭の位置が鑑賞者の視聴位置と重なっているので、追体験できるようになっている。
男の私としたら、ちょっと耐え難い映像のように思いました。

説明もなく、台詞も少ないため、少々わかりにくかった。
メッセージ性が高く、中国では表に出にくそうな負に切り込んでいるだけに、コメント等で補足が欲しいと思いました。