難しい映画では無いが

ニューヨーク住まいのウィリー（ジョン・ルーリー）の所に従兄弟のエヴァ（エスター・バリント）がやってくる。クリーブランドの伯母が入院のため10日ほど預かってくれと言うのだ。初めは冷たくあしらっていたが、帰る頃には友達のエディー共々仲良くなってきた。
1年後競馬とカードで儲けた金を元に二人でクリーブランドまでエヴァに会いに行く。まじめに働いているエヴァを誘いフロリダまでバカンスに行く。
フロリダではドッグレースで文無しになり、残りの50ドルでクリーブランドに帰ろうと提案するが、彼等は競馬に行ってしまう。一人残されたエヴァは散歩途中でヤクの売人と間違えられて大金を手にする。エヴァはその金の一部を二人に残し一人故郷のハンガリーに帰ってしまう。ウイリーもそれを追って飛行機に。
という単純な物語で主要な登場人物はこの3人だけ。場面転換は暗転で特段のテクニックは使っていない。それだけにやや冗長で物語にのめり込むことが出来なかった。ウィリーもエディーも半ワルという程度で特段の事件は起こらない。それほど興味のある映画では無かった。