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鑑賞日 2025/03/21  登録日 2025/03/21  評点 30点 

鑑賞方法 映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷 
3D/字幕 -/字幕
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緊迫感ない原爆もの

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。(勝手にサミュエル・フラー3本立ての2本目)

サミュエル・フラー監督作でシネマスコープ(横長の大作)、そしてテクニカラーで撮られた映画。
リチャード・ウィドマーク主演なので期待したが、中だるみだらけで、楽しいというよりも退屈さを感じてしまう映画だった…(^^;

フランス人教授の令嬢を演じたベラ・ダーヴィは、なかなか綺麗。

物語は、フランス人の原子科学者の教授と令嬢が行方不明になって話題になり、フランス・ニューヨーク・ロンドンなどの風景が映され、元アメリカ海軍に従事していたリチャード・ウィドマークが旧友の大佐に東京へ呼ばれると、行方不明のはずの教授と令嬢がいた。
そして、原爆調査のために教授と令嬢を乗せて、ウィドマークが指揮を執る潜水艦に乗り組んで北氷洋に向かう。艦は北氷洋に入って国籍不明の貨物船を発見して、この船が原子爆弾爆発装置を積んでいることを知って尾行。北氷洋で原爆を扱っていたのは中国人のようだが、ウィドマークたちの潜水艦は彼らに狙われて……といったドラマ。

なかなかの大作というのは分かるのだが、如何せん物語が面白くなくて、盛り上がりに欠ける。原爆を扱っているものの、緊迫感なし。
103分の映画だが、やたら長く感じた……(^^;

本作はコスミック出版から10枚組の廉価DVDが発売されているが、観る気になれず、嵩張るDVD-BOXも未購入。
今日観たかったサミュエル・フラー監督の関連作2本の間に上映されたので、「未見だし、観てみるか…」と思って観てみたら、残念な作品だった(^^;