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鑑賞日 2025/04/19  登録日 2025/04/19  評点 60点 

鑑賞方法 映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷 
3D/字幕 -/字幕
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ベティ・デイヴィスを見るだけでも良い映画…

シネマヴェーラ渋谷「プレコード・ハリウッドⅡ」にて鑑賞。
キネ旬によれば、劇場初公開らしい。

ベティ・デイヴィス主演というだけで期待してしまうが、内容は67分の尺にエピソード詰め込み過ぎの感あり、まぁまぁ楽しく観れた映画だった。

絵描きベティ・デイヴィスと広告屋ジーン・レイモンドの二人はどこから見ても恋人同士だが、結婚はしていない。ベティ・デイヴィスが「自立した女性には結婚は不要」と考えているから。
そんな状況で、男も繰り返し「お互いに愛し合っているのだから結婚しよう!」と言うのだが、ベティ・デイヴィスは「もう50回も議論した話、No!」の一点張り。
ただ観ているこちらは、「同居までしているみたいなのに、なぜ結婚がノーなのか?」にはちょっと理解に苦しむベティ・デイヴィスの結婚拒否理由…(^^;

男がいる噂を聞いたようなベティ・デイヴィスの父親&母親が、彼女の部屋までやって来るが、父親は娘の恋人の素性も知らないのに口汚く罵る場面は、ドン引き…(^^;

そんな彼女も成り行きで結婚してしまうのだが、互いの嫉妬・新婚旅行中に夫の仕事トラブルなど、イイ事なし。
さぁ、この二人はどうなる……といった映画であり、コメディに見えなくもないが、笑えるほどの場面は多くない(笑)

観終わると、「上手いまとめ方だったなぁ…」とは思うが、やや雑多な印象が残る小品というイメージが残る。
ただ、本作は未ソフト化作品であり、今のところ配信も無いので、観ておいて良い映画だとは思う。
個人的には、ベティ・デイヴィスの若かりし美貌とスタイルが良かった。