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スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー
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S・キング原作のサスペンスドラマ。テレビ向けドラマらしいけれどいかにもキングらしい味付けの小品といった感じで楽しませてもらった。 売れっ子ミステリー作家のテス(マリア・ベロ)が講演からの帰り道を教わった近道を使ったことで悲惨な目に遭ってしまうという展開。途中で巨漢の強姦魔に襲われてしまう。瀕死の状態で何とか帰宅。そこからリベンジを果たすまでをキングらしく妄想や異世界系を織り交ぜてホラータッチ見せる。 まずは近道を教えた講演会主催者ラモーナ(アン・ダウト)を怪しいと睨む。案の定彼女は巨漢の強姦魔の母であり、テスを巧みに誘導していた。怒りに燃えたミステリー作家の逆襲がスリリングに描かれる。 なぜか意思疎通ができるカーナビや小説の主人公らがテスの心の声としての役割を担い様々なアドバイスを投げかけてくる。こうした多重人格的なキャラをヒロインにもたせているあたりもキングらしく独特の味わいがあった。 本筋の方も楽しめたけど自分は劇中で引用されていた「死の接吻」(H・ハサウェイ監督)が気になってしまう。R・ウィドマークの出世作であり冷酷な悪役ぶりが際立っていた作品として有名なもの。その問題のワンシーンがしっかり引用されていたのだ。 ラモーナがウィドマーク・ファンだったこともあっての引用だったが復讐に燃えたテスがウィドマークよろしく冷酷に復讐してやるという意気込みの現れだったか。何はともあれこの古典を見たくなる。
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