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鑑賞日 2025/03/16  登録日 2025/04/07  評点 - 

鑑賞方法 映画館 
3D/字幕 -/-
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こちら、監督: Lee Thongkham「Serpent Beauty」のレビューです

YANGON CINEPLEX CINEMA 4。10500Ks。ビスタサイズ。ハリウッド・HIW タイランド。タイ語発声。英語字幕・ミャンマー語字幕。一部、日本語(「オリガミ」「カラテ」)評価=60点。

・「Serpent Beauty」(2025)
監督:リー・トーンカム Lee Thongkham、出演:Patricia Tanchanok(アンナ)この女優は美しい、Gun Atthaphan Phunsawat(高校生カオ)、 GoodKleur Chewangkuass(スイ/バンコクから来たDSIの刑事/Department Special Investigation)、Ananda Everingham(ベンジャミン/アンナの父)、Napakpapha Nakprasitte(アンナの母親/回想シーンでのみ登場)ほか。

同じ列の左の席のミャンマー女性が、「ミャンマー国旗」の映像が流れるミャンマー国歌で立ち上がったので、私も立ち上がる。後方の席のミャンマー人も立ち上がっている。

開巻のアニメ。母親から出産した「頭に10匹の蛇」の赤子(娘)

「メデューサの目」に見られると、人間が石になる。というのが、基本の設定である。

アンナが母親から貰った指輪を嵌めると、頭の蛇は消えて普通の髪になる。そうであれば、一般人に紛れて普通の平穏な生活を送ることができる。「蛇女」だと発見されないためには、いつも指輪を嵌めて一生生きて行くことはできないのか?それを言っちゃあ、お終しまいなのだが。

まあ、そうできない、宿命の蛇の影響がアンナに現れるということでしょう。

一種の超能力者ものである。「超能力者の哀しみ」を描く。

ラストで怒りを鎮めた巨大な蛇に変身したアンナが、石像になってしまった高校生カオの指から指輪を外して、自分の指に嵌めて人間の体に戻る。そして父親との和解で終わる。

だが、アンナを1人だけ理解してくれていた友人のカオは石像になったままだ。また、ニワトリ小屋の男と同級生の女子高生ヌーンも石像になって死んでいる。アンナは逮捕されない。これでいいのか?

ラストの会場は「チュチュム寺」のお祭りカーニバルである。タイではお寺は信仰+アミューズメント・パークである。この寺の屋根はラオス風寺院に見える。イサーンが舞台なのか?民族衣装の女性たちの踊り。

巨大化した蛇アンナは、長さ10mくらい(下半身は人魚のようなウロコの尾である)上半身(5mくらい)は立ち上がって進む。シュルシュルと速く走る。髪はすべて蛇(10匹以上)である。頭を振ると髪から蛇が落ちる。

特撮はなかなか良い。