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鑑賞日 2025/04/11  登録日 2025/04/11  評点 60点 

鑑賞方法 レンタル 
3D/字幕 -/-
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浪花節やなあ、ハードボイルドじゃないよ

2025年4月11日に鑑賞。DVDにて。2時間23分24秒。シネマスコープ。東映=SONY PICTURES。

KINENOTEの評価が高いので観たが。浪花節やなあ。原田眞人は好きな監督なのだが、これが今の日本のアクション映画の水準なんでしょうか。

役者の大阪弁(関西弁)がやはり、ネイティヴでないね。天童よしみは、関西人です。

長い。長すぎる。回想場面は不要だよ。

女のボス高城が実父だとか、親違いの弟が女(姉ネリ)を愛していたとか・・・。情動がからむ。浪花節だねえ。ハードボイルドじゃないよ。

宇崎竜童が儲け役だねえ。でも、アル中はそんなに簡単に酒をやめられないよ。

高城の「暗証番号」も、ラスト、女がヤクザ徳井がタバコに火を点けた時に、度数の高いスピリッツをぶっかけるのも、みえみえの伏線である。

[疑問点]
★一番の疑問点。15歳で13歳の弟と一緒に、母の再婚相手の義父を殺して死体を埋めた女が(そして養父の砂糖工場に放火し保険金を得た)女が、東京で先端企業の「会長(資産500億ドル)」の性奴隷になっていた。て、ありえんだろ。東京では「弱い女」だったんですか。会長のペニスを噛み切るくらいのことをするはずだ。

今回も実の父親を殺して、埋めている。

また、会長も他に女が次々にいくらでもいるのに、そんな女に執着を持って、いつまでも追うのか?ありえん。→ラストの弟が会長を殺すというのをやりたいからだが。

会長の第一秘書で会長に殴られる車田ひかる(女優名前不明)と新人の秘書糸井(女優名前不明)がキスしている。これもはあ?です。

女がなぜ東京の会長の元で働くようになったかは、語られない。回想場面で雪の公園で会長と女がブランコに乗り、女が「童話のような話」をするが、一体何なんです。この場面は全く不要だ。

弟と東京から来た兄弟の3人が賭場へ行く。実はここの殺し屋として雇われていた。弟は賭場で250万円負ける。おいおい、賭場の金髪女が「仕事は今日になった」とすぐに言うはずだろう。250万負けた殺し屋が動揺して、平常心で殺しはできないよ(笑)

弟が金髪女に250万円返す。弟「領収書は?」金髪女が手を差し出し握手する。おいおい、姉が連帯保証人になり自分がサインした書類があるだろう。それを回収せずにカネを渡すなんて。こいつ阿呆だ。

高城が消えて「38時間後に」事務所の下に「ケツ持ち」のヤクザ?2人が来た。マンダラ「昔は24時間で来たが」→この2人の「ケツ持ち」は何ですぐに事務所に入らない?高城がどうなったか、事務所に入って調べるのが仕事だろう。

金髪女林田(サリngROCK)が「2億円を暗号資産に変えてやる。手数料は普通5%だが、10%だ」と言う。ネリ「三共銀行に残金5000万円、他の3銀行に合計8000万円あるから、手数料5%にして。インドネシアで現金化する」と言う。おいおい、2億円の5%は1000万円だ。銀行の残高が1億3000万円あるなら、ネリ「手数料はゼロね」じゃないのか。3銀行のカネは弟が限度額一杯を引き出したんじゃないのか?ネリ「インドネシアで現金化したら、暗証番号を教える」

映画監督の黒沢清が「黒澤 清・72歳」として、ワンシーンに出演している。