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鑑賞日 2016/07/27  登録日 2025/04/10  評点 60点 

鑑賞方法 テレビ/無料放送/BS-TBS 
3D/字幕 -/字幕
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ジェンダーいろいろ、タイの国勢調査は難しいだろうね。

大ヒット作品の続編。外国へ舞台を移すのも安易な手法のような気もするが、なるほど微笑みの国タイでの
大騒動となる。今回のバチュラー・パーティは、スチュの再婚が機となる。お相手はタイの人。結婚式に仲間
がバンコクへ乗り込むことになった。

花嫁ローレンはバンコクでは名家のようだ。弟のテディはチェロを弾いて、スチュ(エド・ヘルムズ)一行を
もてなす。反面、ローレンの父親はスチュを嫌っている。微妙な空気なのだが、フィル(ブラッドリー・クーパー)
やアラン(ック・ガリフィナーキス)はバチュラー・パーティをやる気満々。4人組にテディが加わり、ビーチで
乾杯…。気がついたら見知らぬホテルの一室。極度の二日酔いで記憶はぶっ飛んでいる。
テディの姿はなく、スチュの顔にはタトゥーが彫られていている。切断された指、ヘンな衣装の猿がメンバー
を嘲弄するように動き回る。もう一人、前回でハチャメチャな活躍をしたミスター・チャウもひどい二日酔い。
その上、ドラッグを吸ったらオーバードーズで発作、倒れてしまう。フィルたちはチャウが死んだものとして、
ホテルの大きなゴミ箱にチャウを放り込む。ともかく前夜の記憶を確かめに、町に出る…。

ラスベガスからタイに舞台を移し、ハチャメチャなメンバーが国境を超えて過激コメディを繰り広げる。過激
の度合いが、エログロに流れ、締まりがなくなったような感じ。アジア人ネタのギャグは、差別とからみ難しい。
医学生でチェロを弾く秀才が指を失うというのは、笑えないよね。タトゥーとか指ツメ、さらにはオカマネタ、
日本の観客には敬遠される題材が満載で、笑うに笑えないハングオーバーか。
ケン・チョンが哀愁のメロディである「タイム・イン・ア・ボトル」を歌ったのがビックリ。ラストのマイク・タイソン
の歌よりも渋かった。