キリンのエピソードは面白いのかなあ？

ハチャメチャなおバカ映画「ハングオーバー」の三部作のトリ。フィル、スチュ、アラン、ダグのバチュラー・
パーティが基本ののだが、悪役で登場したレスリー・チャウの存在が大きくなった。第五の男から、四人を
引きずり回す主役クラスに成長した。闇社会に立ち位置があるので、ヤバい話となると彼の出番となるから、
刺激を求めるシリーズものでは役得となった。

前作の続きで、タイの刑務所からチャウの脱獄シークエンスで始まる。
一方、アランの奇行は収まらない。大金持ちの父親はアランの行く末を心配しながら心臓麻痺で亡くなる。
フィルたちはアランを専門の精神科の病院に入れる計画を立てる。アランもしぶしぶアリゾナの病院に
向かうクルマに乗る。しかしこのクルマが武装集団に襲われてしまう。犯人はマフィアのボスのマーシャル
だった。マーシャルはラスベガスにやって来たアラブの王族をはめ、大量の金塊を奪う。しかしその半分の
金塊がチャウにネコババされた、と怒りを露わにする。そして４人組にチャウをおびき出す役目を負わせる
のだった。ダグが人質で、フィルたち３人がチャウを確保する手はずとなった。
そこにアランの携帯にチャウの連絡が入った。メキシコのティファナで会いたいという。一行はメキシコ入り。
チャウは再会の祝宴で、酒に睡眠剤を混ぜたスチュをなじる。フィルたちはチャウがネコババした金塊を、
マーシャルに返さないとタグが殺されてしまう、と裏事情を話す。それなら、とチャウは売り払ったメキシコの
屋敷に金塊を隠しているから、留守宅に忍び込んで回収しようと持ちかける…。

一行はラスベガスのシーザーズ・パレスに入る。やはりこのメンバーはタイよりもラスベガスが似合う。
メンバーもラスベガスの景色にアドレナリンが放出するのか、アクションシーンも続き、楽しませてもらった。