韓国にも就職氷河期があったようで…。

日本でも就職氷河期世代があったように、韓国でも同時期にそのようなことがあったそうだ。
その煽りを受けたのが本作の主人公ジウン（ソン・ジュンギ）である。でもキャラクター的には、好景気の時代でも就職には苦労するタイプではあったのだが…。
彼は浪費癖も強かった。自己管理の出来ない青年に見えた。
そんな彼に助け船を出したのが、ヒロインのホンシル（ハン・イェスル）でした。彼女はジウンとは正反対。地道に稼ぎ倹約して、貯金に勤しむタイプであった。
とにかく、社会ではお金がないと何も始まらない。家賃も払えず、部屋を追い出されたジウンがホンシルのアシストを受けて、お金を稼いでいくラブコメ作品なのでした。

私はお金というものは、生きるためか、思い出のために使うものと考えてます。
使わないで済むなら、使わないほうが良い。ここ一番でしか使ってはダメ。
その意味では、ラストのジウンの立ち振舞いは悪くなかったと思います。
ただ、50代後半の私にはラブコメがきつかった。
もう少しお金の蘊蓄を語る下りでもあれば、もっと楽しめたと思いますが…。