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鑑賞日 -  登録日 2024/10/27  評点 90点 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
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ハッピーになれるお下劣コメディ!?

DVDの表紙ジャケットが強烈なので、観ることにしました。2000年の作品みたいで、長期出張が多かった時期。それで見逃してたと思います。
あのフランスの名優ダニエルオートウィユが頭にすっぽりコンドームを被ってる。つけるところ間違えてますよとツッコミ入れたくなるお下劣さ満載(笑)
ちなみに何故コンドームかと言うと、舞台がコンドームの製造会社だからだ。

作品の内容はもちろんコメディ。クスクス笑ったり、爆笑したりと楽しませてもらいました。
品性はないが、下ネタ全開で潔してところでしょう。

冒頭、主人公のピニョン(ダニエル・オートウィユ)が会社から解雇される危機に陥る。それを回避するために、自分がゲイであると嘘のカミングアウトをするのであった。ゲイを理由に解雇されれば、それは不当解雇となる。経営陣にプレッシャーをかけて解雇されないようにしたのである。
妻とは2年前に別れて、一人息子にも愛想を尽かされている。冴えないサラリーマンの代表とも言える存在だったピニョン。
それが嘘のカミングアウト、ゲイというだけで一躍注目の的に。
人生目立たないと損ということか?

本作を観ると、人間開き直った者の勝ちて気がします。ラストも目出たくハッピーエンド。
それまでの人生の柵を捨てたピニョンがイキイキしてたのも気持ちが良い。こちらも良い気持ちになりました。生きてりゃ良いことあると思わせてくれました。
おバカ映画だけど、気に入りました。