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私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター
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原題"Frère et Sœur"で、兄弟姉妹の意。 仲の悪い姉(マリオン・コティヤール)と弟(メルビル・プポー)の確執のドラマで、最後は仲直りして終わるのだが、不仲の理由というのが作家である弟の成功と名声への姉の嫉妬心、及び弟の小説における姉の中傷らしいが、互いに罵詈雑言を浴びせ、公衆の面前で理性を失って喧嘩をするほどに憎み合う理由がわからない。 女優として成功した姉が、芽の出なかった弟が脚光を浴びた瞬間に憎み始めるのも、嫉妬心や庇護者として役割を失ったからにしてはエキセントリック。 そうした違和感を抱えたまま、両親が交通事故死してベッドで一緒に寝るほどに仲直りする急転直下が理解できない。 それをきっかけに姉は女優を辞め、弟は教師になって新生・再出発となるが、二人が女優と作家を辞める理由もまたわからない。 女優である姉が女優として、弟が作家として成功したのが憎しみの原因で、「成功は失敗の母」という教訓話というオチでは、あまりに陳腐。 一人っ子の老父が兄弟の多い老母に惹かれて結婚、愛情なんてなかったという話も語られ、長年付き添ったから夫婦の愛が生まれ、共に棺桶で永遠に連れ添うという描写もあるが、家族がテーマというには作品全体がボンヤリしている。
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