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鑑賞日 -  登録日 2015/02/24  評点 - 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
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アラン・レネが91歳の遺作までスタイリッシュであったことに、まず敬意を表したい。『ゴドーを待ちながら』のような不条理劇かと見ているうちに書割りの絵をリズミカルに使った笑劇になってきて、登場人物それぞれの人間的悩みなど、最後は軽快に吹っ飛んでしまう。「夜と霧」や「ゲルニカ」で出発した巨匠の作品がこのようにして終わるのは嬉しい。メイン舞台の背景がカーテンで、その奥行きを想像させる。スタッフ、キャストがベストをつくしているので、メイキングも見たい。