台湾の刹那的な若者物語

4K版で鑑賞。はじめて観る映画だとばかり思っていたが、ハードロックカフェのシーンあたりで観たことあるような気がして、リトルブッダがキャンキャンと怒鳴り散らすあたりで観た映画だとようやく確信。

おそらくあまり印象のない映画だったんでしょう。

今回の鑑賞では、東京も1990年あたりはチーマーとかいた頃だったかな、となにか懐かしみながら楽しんでいたように思う。
4人の若者達の若さ故の傲慢さと彼等の自尊心をボロボロにする出来事を描いているのだが、リトルブッダやレッドフィッシュのわめき散らすような怒り方がどうも苦手でちょいちょい嫌気を感じていた。

エドワード・ヤンに限らず、刹那的に過ごす若者を描く台湾映画って、こういう怒鳴り散らす若者がよく登場するが、結構な確率で苦手なタイプが多い。

今回も数年経ったら記憶から消えているタイプの映画かな。