・中世を舞台としたストレートなメロドラマ　自ら描く「ロミオとジュリエット」と同じように、身分を超えたシェイクスピアとヴァイオラの恋模様　ド直球に描かれている
・二人が恋に落ち、仲が深まる展開が真っすぐすぎて驚く　ヴァイオラ演じるグウィネスの透明感がとにかく際立っている
・シェイクスピアが書く劇中劇と実際の二人の関係のシンクロがうまく推進力となっている

・中世という時代が自分には苦手であり、元となる「ロミオとジュリエット」も知らないので物語の広がりを感じることができなかった
・二人の叶わぬ恋がテーマではあるが、早々に結ばれたり、シェイクスピアには妻がいたり乗り切れない展開もあった
・面白く無いこともないが、アカデミー賞といわれると肩透かしな印象　この時代のスペクタクルなドラマに対し、受けが良いのか