うーん、苦手な映画なんだな

　ウィークエンドってゴダールの映画であったよね。学生時代に見たことあるけど忘れてしまった。
　舞台はイギリスの地方都市。金曜の夜にバーで知り合った2人がそのまま夜を過ごし、週末の2日間で親しくなり、週明けに一人はアメリカに旅立ってしまう。
　むかし「ジョンとメリー」と言う映画で、男女がふとしたことで知り合い、そのままベッドインする。お互いの名前も知らない。と言うストーリーだった。
　この映画も男女の映画ならそんな感じになったかもしれない。でも、この映画は男同士の映画だった。日本映画で行定監督の「窮鼠はチーズの夢を見る」があるが、どうもゲイ同士の映画はその出来にかかわらず入ってこないんだよなあ。
　別にＬＧＢＴＱの批判者じゃないよ。人それぞれの性的指向があるから、その人その人の指向は尊重されるべきだし、それを迫害する連中を嫌悪する。ただ、私の指向はそうじゃないので、私の指向に合わない、と言うだけだ。女好きと言ってもおっぱいが大きいのが好きな人もいれば小さいのが好き、と言う人もいる。ポッチャリタイプが好きという人もいれば、痩せ型が好きと言う人もいる。フェリーニなんか大女が好きだからね。
　例えば、私はホラー映画は嫌い、スプラッターはもっと嫌い。残酷な映画は嫌い。だからスピルバーグの悪趣味も嫌い。
　なんで評価の対象外になってしまいました。
　監督はやっぱりたくさん映画を見ているんでしょうね。「モーリス」とか「ノッティングヒルの恋人」なんかが出てくるのは、やっぱり勉強しているのでしょう。