2作品を合体した？

経営危機なビデオレンタルショップをなんとか再生しようと頑張る町の人たちというテーマをもとに、前半と後半で別の作品か？というくらい雰囲気が変わる不思議な作品。

前半はSFコメディ。
ビデオレンタルはもう時代遅れになった時代、真面目な店員と悪友が活躍する。
不思議な力を得た悪友はビデオを駄目にしてしまう。
店長は街のDVDレンタルショップの視察に行って不在だったので、駄目にしてしまった映画を自作する事に。
それが大ウケしたはいいが、映画会社にバレてしまう。
ゴーストバスターズやラッシュアワー等のパロディが笑えて笑えて。

後半はガラッと雰囲気が変わり、ヒューマンドラマに。
この町出身の黒人ミュージシャンの伝記映画を住民たちが製作する感動ものに。
昔の黒人ものなので差別を受けてきましたという描写はあるけど、特に活動家臭もなく作品として良く出来ていると思いました。

ただ前半のドタバタSFコメディ目当てだと後半は戸惑うかもしれません。