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リトル・ダンサー
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レビューを書いてなかった事に驚いた。 先日また観たのですが、やっぱり何度観ても良い。 若い頃は浅く考えていたから、自分の価値観を息子に押し付ける父親に反感を持ちながら観て変化に感動していたが、自分も親になってから観てみたら親目線になっていた。 貧しい炭坑の町に暮らす父子家庭+亡き妻の母親との4人暮らし。 仕事は炭坑夫だがストライキ中で収入がなく、貧しいながらもこの町で生きていくには男らしくないととなけなしのお金を渡してボクシング教室に通わせている。 姑はまだらボケの状態で時々徘徊してしまうので、次男が探しに行く。 彼女は言う。バレリーナになるのが夢だったと。そして娘(主人公の母親)はフレッド・アステアが好きだったと。 主人公は母親の遺品のピアノを弾き、踊る事が好き。雄々しい兄も音楽が大好きなのは母親の遺伝子なんでしょうね。 次男は偶然バレエと出会い惹かれていく。 父子共に女装が好きだというゲイの友人は主人公がバレエをやっている=お仲間だと思うシーンがあるので、男らしく強くないと生きていけないからと一生懸命だった父親はどんなにショックだっただろうか。 ボクシングをサボっていると知った怒り、なけなしのレッスン代でよりによって女の子たちの中で1人バレエを習っていた息子の姿を見た時の絶望。 ボクシングを強制したのはこの町で暮らしていける強い男になる為。自分の趣味嗜好ではない。 しかしバレエ教師が言う通り息子には才能があり、本人はいたって真面目に取り組んでいる事が分かって決心をする。 バレエという未知の世界へ送り出す為に、まだ11歳の息子との別離を決心する。 最初の方でスト破りをした長男の友人に裏切り者と言い絶交するシーンがあるが、あれは無駄なシーンじゃなかった。 そのスト破りを自分も決心する。 息子の夢を叶える為に。 親の鏡だ。 俳優さんの表情も凄く良くて名優だと思います。
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