・法廷もの、刑務所もの映画のハイレベル作品 2020年代に見ても色あせない名作
・心底、胸糞な虐待 地下牢での想像を絶する3年2か月の監禁 副所長をはじめとした看守たちからの虐待 無間地獄のような日々 まさに目を覆いたくなる場面の連続
・心のやられた囚人を演じるケヴィンベーコンは正に名演 徐々にスレーターに心を開き友として心を交流する スレーターの配慮で初体験をさせようと女性を連れてくる場面は心温まる交流であり、心の病んだベーコンが行けない所もグッとくる アルカトラズに帰った場面で副所長に啖呵を切る場面で、覚悟を決め成長した彼が感じられた
・裁判シーン、元看守の証人を兄のリークで無効にされた場面は実にスリリングかつ絶望的に ベーコンのアルカトラズに戻りたくない事で陪審員の心に刺さり、減刑を勝ち取る結末も強引ながら良かった
・最近見ないクリスチャンスレーター 映画に出ているものの話題作は皆無 どうしているのだろうか