昔ロードショウ上映していた時は「ぴあ」であらすじを読んで「何だか重そう…人生の仕上げの段階で観るもののような」と直観的に感じて敬遠してしまっていた。その後、やっぱり気になってビデオレンタル店に入るたびに必ず探したものの、何故かどこにも入っていない!数年前にようやくサントラだけ買うことが出来ました。「インド夜想曲」と同じ監督であることに気づいて久しぶりに思い出して購入。
単純にまとめてしまえば「17世紀の音楽家の芸術への向き合い方を巡る師匠との葛藤を描いた映画」ということになるけれど、これは観ないと語れない映画です。音楽とは何か、或いは芸術とは何なのか、ご覧になってご自分で答を確かめて欲しいと思う。