下妻物語

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下妻物語

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レビューの数

84

平均評点

75.5(783人)

観たひと

1470

観たいひと

60

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 2004
公開年月日 2004/5/15
上映時間 102分
製作会社 アミューズ=TBS=小学館=東宝=TOKYO FM=ホリプロ=博報堂DYメディアパートナーズ=パルコ=小椋事務所
配給 東宝
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演深田恭子 竜ヶ崎桃子
土屋アンナ 白百合イチゴ
樹木希林 桃子の祖母
宮迫博之 桃子の父
篠原涼子 桃子の母
阿部サダヲ 一角獣の龍二
岡田義徳 BABY' THE STARS SHINE BRIGHT社長・磯部
小池栄子 亜樹美さん
矢沢心 舗爾威帝劉の総長ミコ
生瀬勝久 パチンコ屋店長
荒川良々 八百屋の若旦那
本田博太郎 ダメ親父がいた組の兄貴分
入絵加奈子 
鮎貝健 
水野晴郎 
木村祐一 
まちゃまちゃ 
福田麻由子 
江本純子 
町田マリー 
栗本修次 
河西りえ 
高野ゆらこ 
三浦香 
太田美恵 
ヨネヤマハダコ 
出演(声)岩崎柾実 声の出演
奥村直義 声の出演
前田剛 声の出演
江本純子 声の出演
町田マリー 声の出演
成田さほ子 声の出演
清水小百合 声の出演

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ロリータとヤンキー、価値観が真逆のふたりの少女の友情と成長を描いた青春コメディ。監督は「Beautiful Sunday」の中島哲也。嶽本野ばらによる同名小説を基に、中島監督自ら脚色。撮影を「tokyo. sora」の阿藤正一が担当している。主演は、「阿修羅のごとく」の深田恭子と映画初出演の土屋アンナ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

茨城県下妻。フリル全開、ロリータ・ファッションだけが生き甲斐の高校生・桃子は、お洋服を買う資金集めの為にブランド品のバッタもの販売を開始するが、やって来たのは価値観もキャラも全く逆のヤンキー娘・イチゴだった。これが、桃子の不幸の始まり? 本来なら相容れないふたり――の筈が、たったひとりで我が道を爆走する桃子に“根性”を見出したイチゴは、以来、桃子の迷惑顧みず頻繁に彼女のもとを訪れるようになり、やがてふたりは奇妙な絆で結ばれていく。ある日、敬愛するレディース・チーム“舗爾威帝劉(ポニーテール)”の総長・亜樹美の引退パレードの為、イチゴが代官山にあると言う伝説の刺繍屋“閻魔”で特効服に刺繍を入れたいと言い出した。しかし店は見つからず、代わりに桃子が刺繍を入れることになるのだが、その腕前にイチゴは大感動の大感激。そんなイチゴの姿を見て、それまで友だちなんかいらないと言っていた桃子も、彼女に友情を感じるようになるのであった。ある日、群れることに違和感を感じていたイチゴがチーム脱退を巡ってケジメを取らされることになった。それを知り、元ヤンキーの祖母が乗っていた原付で救出に向かう桃子。そして、卑怯な新総長・ミコたちを相手にブチ切れた彼女は、みごとイチゴを助け出す。それから後、お気に入りのブランドの社長に刺繍の技術を認められた桃子は、しかし作るより着る方の幸せ、と相変わらずロリータ街道を爆進中。一方のイチゴは、一時はそのブランドのモデルになったものの、やはり性に合わず、今は土浦のモータースでバイトしている。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2004年9月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:下妻物語

2004年8月上旬特別号 創刊85周年記念特別号1

劇場公開映画批評:下妻物語

2004年6月上旬号

キネ旬チョイス 「下妻物語」:中島哲也監督 インタビュー

キネ旬チョイス 「下妻物語」:作品評

2024/08/01

2024/08/28

87点

映画館 


めちゃくちゃ面白い。ド田舎に暮らすロリータ少女とヤンキー女。妙な縁から生まれた友情大活劇。
中島哲也監督は好きな作品も苦手な作品もあるが、今作はCM出身らしいカット割り、テンポの速さ、センスの固まりのよう。
暴走族とロリータ少女の誇張されすぎ感が全く不快にならず、きっちり笑いとエキサイティングに落としているのに感嘆する。
バカバカしい話なのだが、最高のカタルシスと友情の熱さは今見ても全く衰えなし。
深キョンかわいい、土屋アンナが超かっこいい

2023/07/10

2023/07/10

85点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


牛久大仏の決闘に熱くなりました

実家は茨城なのでご当地なので最初見た時ニヤニヤしながら見ました。下妻から牛久に行くには学園都市を抜けて牛久に行き江戸崎かと言う美浦方面ですね。それにしてもいろいろと出てますね面白かったです。

2022/11/30

2022/11/30

80点

選択しない 

茨城の下妻での、高校デビューのレディースのイチコと、ロリータ?のモモコのでこぼこコンビ。
イチコは真っ直ぐないいヤツ、ももこは独特の価値観で現代的な女の子。
そんなモモコに言ったベイビーの社長磯部の言葉も良かったし、最後のモモコのはったりも面白い。

ゆるさの中に少女達の苦悩や、新しい事への目覚め、挑戦など熱さもあって期待を裏切られた。

2021/11/04

50点

選択しない 


孤独なロリータ少女とヤンキー娘の友情と自立を描く

 嶽本野ばらの同名小説が原作。
 茨城県下妻市に住むロリータ少女とヤンキー娘の奇妙な友情を描く青春コメディ。東京近郊に住む中途半端に都会化された若者たちの垢抜けない青春を、CMディレクター出身の中島哲也が様々な映像表現を駆使して戯画化。ストーリー同様のアナーキーな演出が最大の見どころとなっている。
 ロリータ少女・桃子(深田恭子)が、クライマックスとなる親友のヤンキー娘・イチゴ(土屋アンナ)の危機を救うために原チャリで駆けつける際に、八百屋(荒川良々)の軽トラと交通事故を起こすシーンから始まり、倒置法で桃子のモノローグによる略歴とそれまでの経緯を説明するという手法を取る。
 この略歴紹介に、ストーリーの流れを無視したアニメやエピソードを織り込むのが意表をついて上手く、よくできたシナリオとなっている。
 元チンピラの父(宮迫博之)の売れ残り品の偽ブランド品を、ネット通販に出したことがイチゴと知り合うきっかけで、水と油の二人が混じり合っていく過程を描いていく。
 ロリータファッションという自分だけの世界に没入する桃子は、ロココの享楽的な外見とは裏腹に、自分の殻に閉じこもって孤独であり、レディースに繋がりを求めるイチゴも社会から疎外されて孤独であり、その共通点によって二人が無意識のうちに友情を深めていく。
 それは都会でも田舎でもない土地に住む若者たちの中途半端な自己認識でもあって、二人がそれを断ち切って、受動から能動へと自立していく。
 二人を取り巻く大人たちのキャラクター造形もよくできていて、桃子の母に篠原涼子、祖母に樹木希林。イチゴが片想いするチンピラ・一角獣の龍二を演じる阿部サダヲのリーゼントが楽しい。
 ロリータ少女を演じる深田恭子はハマリ役。土屋アンナがナイーブなヤンキー娘を好演。(キネ旬3位)

2021/05/23

2021/05/23

65点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


まぁね。

中島哲也監督です。深田恭子より土屋アンナかな。彼女の方がイキイキしてた。アニメ入れたり、スピード感があったり、中島監督らしい展開で、漫画原作が活きるんだろうな。深田恭子って今の方が綺麗。

2020/12/17

2020/12/17

75点

テレビ/有料放送/日本映画専門チャンネル 


なぜか親友

深田恭子と土屋アンナの組み合わせが絶妙。俳優の個性と役の上でのキャラクターがマッチ。
映像もコミック漫画的表現で、マンガが原作としたらうまく表現している。
とにかく面白い映画だ。