ブラックキス

ぶらっくきす|Black Kiss Int'l Version (aka.Synchronichity)|----

ブラックキス

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レビューの数

6

平均評点

56.8(37人)

観たひと

74

観たいひと

14

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2004
公開年月日 2006/1/28
上映時間 133分
製作会社 アルゼ
配給 アップリンク
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督手塚眞 
脚本手塚眞 
森吉治予 
田中浩司 
原案手塚眞 
製作総指揮岡田和生 
製作富士本淳 
プロデューサー手塚眞 
浅井隆 
撮影監督白尾一博 
撮影神戸千木 
美術監督磯見俊裕 
美術林千奈 
小道具松葉明子 
マットペインター本田孝幸 
装飾松尾文子 
グラフィックデザイン王三樹 
音楽監督高木完 
音楽制作高木完 
K.U.D.O 
挿入曲JOUJOUKA 
J.O.Y feat Takao Tajima 
エンディングテーマ日暮愛葉 
録音小松将人 
スタジオエンジニアK.U.D.O 
大野誠 
効果斉藤昌利 
佐々木敦生 
照明佐々木英二 
宮下昇 
編集手塚眞 
石田伸彦 
衣裳監督阿部由美子 
スタイリスト川内徳子 
衣裳三橋友子 
BK衣裳制作SERIKA 
ヘアメイクアップ勇見勝彦 
オンライン編集本郷禎一 
音楽編集佐藤啓 
作詞日暮愛葉 
作曲高木完 
K.U.D.O 
森俊二 
高橋秀男 
中原昌也 
鈴木剛 
角田実 
三木秀之 
日暮愛葉 
編曲JOUJOUKA 
キャスティングプロデューサー石垣光代 
アソシエイトプロデューサー桜井照久 
ラインプロデューサー梨木友徳 
アシスタントプロデューサー内藤唯 
制作主任今岡良規 
制作デスク羽鳥樹里 
鮫島美幸 
制作担当中村哲也 
製作進行安井聡子 
平田光一 
宮森隆介 
助監督久保朝洋 
スクリプター植草菜穂子 
スチール丸尾真弓 
操演羽鳥博幸 
特殊効果小林正巳 
VFXスーパーバイザー古賀信明 
特殊造形原口智生 
人形アート児嶋サコ 
アクションコーディネーター斎藤英雄 
アクロバット指導細貝誠治 
コンポジター山本達也 
本田孝幸 
タイトルデザイン奥平イラ 
伊野栄秀 
製作宣伝相良みどり 
宣伝アートディレクターモート・シナベル 
ヘアメイク協力本山貴士 
演技事務佐野あずみ 
モーショントラッキング山本達也 
フラメンコ指導鈴木敏子 
中国専家遊茶 
藤井真紀子 
クラブイベント企画松田安弘 
クラブイベント参加DJDJ TSUYOSHI 
MITSUMOTO 
KOJI MUNETSUGU 
TARO IKEDA 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

新人モデルと彼女のルームメイトが巻き込まれた、連続猟奇殺人事件を描いたサイコ・スリラー。監督は「ブラック.ジャック ふたりの黒い医者」の手塚眞。監督による原案を基に、手塚監督自身と「集団自殺クラブ Returns」の森吉治予、田中浩司が共同で脚本を執筆。撮影監督に「夢幻彷徨 MUGEN-SASURAI」の白尾一博、撮影に神戸千木がそれぞれあたっている。主演は、「SURVIVE STYLE 5+」の橋本麗香と「696 TRAVELING HIGH」の川村カオリ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

新宿・歌舞伎町で、死体を芸術的に装飾し、首筋に黒いキスマークを残すと言う猟奇殺人事件が発生した。謎めいた元モデルの香純(川村カオリ)の部屋に転がり込んだ新人モデルの明日香(橋本麗香)は、偶然その凶行現場を目撃したことから、事件に巻き込まれてしまう。被害者は、香純の元マネージャー。警察は犯罪歴のある香純を重要参考人としてマークするが、彼らを嘲笑うかのように、犯人は第2、第3の犯行を重ねていった。そんな中、白木刑事によって香純の忌まわしい過去が明らかにされる。アメリカ人実父との不和、更に双子の妹・ルーシーが恋人に殺され、その彼も獄中で自殺を遂げていたのだ。香純に近しい者たちが次々と命を落としている――。そして遂に、その刃は明日香にも向けられた! 犯人は、娘たちを異常なまでに偏愛する父親と、香純をアメリカに連れ戻すべく彼に雇われた黒づくめのボディ・スーツを身にまとった国際犯罪者”ブラックキス“だった。明日香を襲撃するブラックキス。だが、白木や明日香に想いを寄せるカメラマン・空山との激闘の末、ブラックキスはビルから突き落とされるのであった。数日後、空港に捜査の協力の為に渡米する香純とそれを見送る明日香がいた。再会を約束して旅立つ香純。とその時、そこに不敵な笑みを浮かべるモデル仲間の葵が現れた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2006年4月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:ブラックキス

2023/02/15

2023/02/15

-点

VOD/abemaTV/レンタル/タブレット 


川村カオリさん!

ネタバレ

好きな美しい役者さん勢揃いで嬉しい
橋本麗香さんショー素敵 お洋服すてき
黒猫さん抱っこする草刈正雄さん素敵

2020/05/29

66点

VOD/その他 


冷酷な理性

ネタバレ

新人モデルの明日香は、業界では悪魔と陰口を叩かれている香純と同棲を始めたことにより、ある猟奇的な殺人事件を目撃することになる。
ホテルの一室で男を殺害する女の姿。その姿は元香純のルームメートのマリにそっくりであった。
生きたまま解剖され装飾を施された死体の無残な姿は、『セブン』や『羊たちの沈黙』のように猟奇的ではあるが、芸術的でもあり犯人の知性を感じさせる。
ブードゥー教の刺繍や朝鮮アサガオの成分が検出されたキスマークなど、パズルのピースのひとつひとつが謎めいていて、前半部分は物語に引き込まれた。
事件を綿密に捜査する刑事たちの存在が、この作品で描かれる現実離れした世界観をうまく地上に繋ぎ止めているように思った。
偶然は嫌いだと言う明日香。彼女は過去に偶然が重なったことで心に大きな傷を負った。香純を良く知る刑事の白木は、香純の過去に隠された忌まわしい真実に近づいていく。
恋人に殺された双子の妹ルーシー。恋人も獄中で自殺した。そして今回の事件も香純と近しい者たちが殺されていく。
これも全て偶然なのか。偶然に思えるようなことも、すべて運命で決まっているという話はよく聞く。本当の意味での偶然など存在しないのだと。
しかし白木はこれは偶然であることを装おった何者かの悪意であることに気づく。
誰かが香純と親しい存在を消そうとしている。明日香が香純に近しい存在になってしまったために命を狙われる羽目になってしまうのも偶然なのかもしれない。しかし明日香は自分の意志で香純と一緒にいることに決めたのだ。
明日香に想いを寄せるカメラマンの空山と、白木は彼女を守るために香純のマンションへと向かう。
途中までは装飾を施された死体が伝えるメッセージは何なのか、犯人の目的は何なのかと、色々と想像力を掻き立てられたが、中盤から全てが先入観を持たせるためのフェイクであることが分かり、意外性はあるが肩透かしを食らったように感じた。
思想なき芸術的で猟奇的な殺人。人の判断を鈍らせるのは恐怖である、という劇中での台詞が耳に残るが、真相が分かってしまうと何だか全てが茶番のような気がした。
刑事たちのドラマが面白かっただけに、明日香と香純の友情や、過去のトラウマの描き方などが雑に感じてしまったのと、最後はただのアクション映画になってしまったのは残念だった。
明日香役の橋本麗香は、台詞はたどたどしいし演技も上手ではないが、この作品の世界観にはとても合っていたように思った。

2020/05/05

2020/05/05

60点

その他/Vimeo on Demand 


煮えきらない

ネタバレ

連続猟奇殺人事件を描いたスリラー作品。
密室殺人なんかでサスペンスフルではあったのですが、そんなトリックや詳細な犯人像ははっきりしない煮えきらないストーリー。
また、133分の作品ですが、スピード感がなく、上映時間以上の長さを感じました。

監督はビジュアリストの手塚眞さん。
被害者をアート的な死体にするのは、ビジュアリストとしてのこだわりか。
2004年の作品ですが、当時はフレンチホラーの全盛期であり、死体のビジュアルだけでは物足りなさがある。

また、謎の犯人は2004年に公開された『キャットウーマン』を意識したものなのか。
リアリティより映像にこだわったりばっかりに、チープになったのは否めないと思います。

ストーリーは必然の偶然や数字の9にこだわったりしているのですが、それほど効果的とは思いません。
女の友情も描いているのですが、それほど深みは感じません。
ただ、オリジナルストーリーというところが、評価できるところかと思います。

2017/05/26

2017/05/30

70点

選択しない 


猟奇犯罪ふうだが・・・

ネタバレ

 猟奇殺人事件を描いたスリラー・サスペンス。手塚眞という名前も懐かしいが最近はどうしているのだろう。このホラーテイストな仕上がりの良さからももっと映画界で活躍していてもおかしくない才能だと思うのだけど。
 観客を驚かせるタイミングの上手さは堂に入っているし、猟奇風味も抜群である。「羊たちの沈黙」や「セブン」といった犯罪ホラー映画の傑作からの引用こそ認められオリジナリティには欠けるのかもしれないが、その見せ方がうまいと思う。男を切り刻んでいくアヴァンタイトルでのショッキングなシーンで観客を掴み、警察に届けられた箱の中でかろうじて生きていた上半身だけの女の見開いた眼でその猟奇性は頂点に達する。観客はますます犯人が誰なのかを知りたくなりあれこれと考えを巡らすが、監督のオリジナルな脚本はそれを裏切るであろう。犯人像が周囲に潜んだ誰かではない(つまり画面に登場してきてはいない)という展開はミステリーとしては変化球というよりも掟破りといった感じがしないではない。事実クライマックスで初めて姿を現した犯人像(ただしマスクを被っているので誰だかわからない)には肩透かしを食らった方もいるであろう。
 ただ犯人はカスミ(川村カオリ)に恨みを抱いた変質者であるということはわかっているので、あとはカスミの発言に注意をしていれば謎解きの答えはそこにはあるのだけど意外な犯人像に驚くという喜びは期待できない。実行犯と殺人の動機をもった者が別であるという構図は異常者による猟奇犯罪ものではなくそれを装ったごく普通の殺人事件ということに落ち着く。前半であまりに猟奇性を煽られた分その結末には少々拍子抜けだった。この異常な殺し屋がどういう人物なのか全く描かれてはいないのでそこが残念なところで、監督は映画の続編でこの殺人者の謎を解き明かす義務があるであろう。それではじめて完結する物語だと思う。

2006/02/19

2014/12/21

60点

映画館 


結構遊んでるな

手塚眞ちゃんの新作は結構凝ったサイコ・サスペンスで思わせぶりな人物のオンパレードな中で展開されるお話は結構遊んでるなという感じで面白かったですね。

2007/04/04

2012/01/12

62点

テレビ 


696TRAVELING HIGH

フィクションだぜい