アメリカ・ロサンゼルス生まれ。学生時代から演劇に熱中し、19歳でニューヨークの演劇学校に入学。卒業後、ブロードウェイの舞台『ヘアー』で注目され、翌年「ふたりの誓い」（70）で映画初出演。72年に「ゴッドファーザー」で主人公マイケルの恋人役に抜擢。同年、「ボギー！俺も男だ」で恋人ウディ・アレンと初共演してから70年代末に別れるまで、アレン監督作でヒロインを演じ続け、「アニー・ホール」（77）でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。以後は、自立した都会的な女性の象徴的存在として、監督やプロデュース業にも進出。女優としても「レッズ」（81）以降現在まで、3度のオスカー候補となっている。

キネマ旬報増刊　キネマ旬報NEXT Vol.19 櫻井翔1万2000字インタビュー	不定期連載　映画は女優でまわってる:ダイアン・キートン「ロンドン、人生はじめます」
1997年2月上旬号	巻頭特集　マイ・ルーム:メリル・ストリープ＆ダイアン・キートン　インタビュー