宮川一朗太
|Ichirota Miyakawa| (出演)
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本名 |
- |
出身地 |
東京都新宿区 |
生年月日 |
1966/03/25 |
没年月日 |
- |
略歴▼ もっと見る▲ 閉じる
東京都新宿区の生まれ。武蔵高校在学中に東京芸術学院で演技を学び、1982年、森田芳光監督「家族ゲーム」のキャスト・オーディションで、約3,000人の応募者の中から合格。松田優作演じる風変わりな家庭教師の指導によって成長する中学生・沼田茂之役に選ばれ、主演デビューを飾る。数々の映画賞を総なめにする高い評価を受けた同作で、宮川自信も日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、若手俳優のホープとして大きな注目を集めた。以後も、桃井かおり主演のTBS『共犯の女たち』84への助演などを経て、同局『アイコ17歳』『ぼくたちの疾走』84、フジテレビ『青い瞳の聖ライフ』84といった、等身大の高校生などを描いたテレビドラマに相次いで重要な役どころでキャスティングされる。高校卒業後は早稲田大学第一文学部演劇科に進学するが、のち90年に中退。その間も、大林宣彦監督「姉妹坂」85で、四姉妹の三女・沢口靖子にプロポーズする京扇子の老舗の息子を演じたほか、原田眞人監督「おニャン子・ザ・ムービー/危機イッパツ!」86、中田新一監督「本場ぢょしこうマニュアル・初恋微熱篇」87などで好助演を見せる。柔和なルックスを活かした好青年から、そのイメージを逆手にとった悪役まで幅広くこなし、NHK『京、ふたり』90、フジテレビ『しゃぼん玉』91、日本テレビ『いとこ同士』93、テレビ朝日『新・女弁護士朝吹里矢子』94~96など、テレビドラマを中心に名バイプレイヤーとして活躍。映画でも、デビュー作で出会った森田監督からは折々で起用され、2010年の「武士の家計簿」では加賀藩の重役を演じて貫録を示す。テレビドラマはほかに、TBS『コンビにまりあ』01、『華麗なる一族』『キッパリ!』07、『JIN/仁』11や、各局の2時間サスペンスなど。競馬への造詣が深く、関西の競馬番組の司会も長くつとめた。
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