石橋保
|Tamotsu Ishibashi| (出演)
基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
本名 |
- |
出身地 |
大阪府 |
生年月日 |
1965/09/18 |
没年月日 |
- |
略歴▼ もっと見る▲ 閉じる
大阪府の生まれ。府立吹田高校卒業後、歌手を目指して上京。1986年、今村昌平がプロデューサーをつとめた金秀吉監督「君は裸足の神を見たか」で主演をつとめ俳優デビューする。ひとりの女性をめぐって親友との友情に悩む高校生を好演。翌87年にはNHK『聖家族』でテレビドラマ初出演し、フジテレビ『アリエスの乙女たち』87では、人気絶頂のアイドル・南野陽子と新人の佐倉しおりのふたりのヒロインと恋模様を繰り広げる馬術部主将・磯崎を演じた。続いて88年には、トレンディドラマの草分けとなったフジテレビ『君の瞳をタイホする!』を皮切りに、映画では後藤俊夫監督「パイレーツによろしく」、崔洋一監督「花のあすか組!」などに出演。整った顔立ちと爽やかな笑顔でアイドル的人気を獲得する一方、鷹森立一監督「姐御」でやくざ映画にも初出演し、のちに得意ジャンルとなる任俠路線の第一歩を記した。その後も、五社英雄監督が昭和初期の青年将校によるクーデーター劇を描いたオールスター映画「226」89、蔵原惟繕監督「ストロベリーロード」91といった作品でキャリアを重ね、91年の磯村一路監督「あさってDANCE」ではコメディにも挑戦。オリジナルビデオにも数多く出演し、94年から主演した任俠ものの『本気(マジ)!』は2004年までに全30作が製作される人気シリーズとなった。映画からOVへと続いた「極道三国志」シリーズ97~03などで任俠路線を強く印象づける一方で、NHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』95、『風林火山』07などの時代劇や、金子修介監督「ガメラ2・レギオン襲来」96、TBS『ウルトラマンネクサス』04など特撮ものでも活躍。テレビドラマはほかに、NHK連続テレビ小説『和っこの金メダル』89、TBS『HOTEL』90~98、『のんちゃんのり弁』97、『聖者の行進』98、『新・風のロンド』06、フジテレビ『愛という名のもとに』92、『カバチタレ!』01などがある。
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