深水藤子
|Fujiko Fukamizu| (出演)
基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
本名 |
安田富士子 |
出身地 |
東京府荏原郡品川町大字北品川宿の生まれ |
生年月日 |
1916年4月10日 |
没年月日 |
2011年12月18日 |
略歴▼ もっと見る▲ 閉じる
幼少から花柳流の舞踊を習い、1931年松竹蒲田撮影所へ研究生として入社。長田富士絵の芸名で活躍、斎藤寅次郎監督「三太郎満州出征」(1932)ではヒロインを演じた。後に日活太秦撮影所に移籍、画家・伊東深水により深水藤子の芸名をいただく。渡辺邦男監督の「煩悩秘文書」前中後篇(1932-33)では大河内伝次郎の相手役・千浪を演じ好評を博す。以後は、「娘十六」「恋知る頃」「晴れて二人で」(1933)などで主演し、後に日活時代劇スター女優として人気を博した。また山中貞雄監督に気に入られ、「丹下左膳余話・百万両の壷」「関の弥太ッぺ」「街の入墨者」(1935)「森の石松」(1937)に出演している。1942年日活が戦治統制により、大日本映画製作株式会社に吸収合併されたのを機会として退社、戦後東宝の「音楽五人男」(1947)を最後にスクリーンから姿を消す。1986年林海象監督の「夢みるように眠りたい」に40年ぶりに出演し、話題をさらった。2011年12月18日静岡県にて死去。
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